日時:2020.9.13(日) 10:00〜15:00
場所:東生涯学習センター
講師:春陽会会員 杉浦尚史氏
日時:2019.9.8(日) 10:00〜16:00
場所:東生涯学習センター
講師:春陽会会員 杉浦尚史氏
99回春陽展名古屋展 アートツアー 99回展へのリンク
日時:2020.10.18(日) 13:30〜16:00
場所:名古屋市市政資料館
コレクション解説:春陽会会員 竹内清美氏
1.研究会関係者から申込書を入手し、下記へ郵送する。
2.右記申込先へ電話で申し込む。
3.右のボタンでホームページから申込書をダウンロードして郵送する。
研究会で使用する会場案内
■ 研究会活動 |
実技研修(銀筆)
95回春陽展名古屋展会場研究会
■ 研究会・勉強会への申込 |
中部研究会は春陽会本部研究会のもとに中部地区での研究活動を行っています。
春陽会の芸術活動を最も基礎的なところで支えているのが研究会であり、これまでに多くの作家を育ててきました。
春陽会の伝統的な精神である「個人主義」を尊重し、各人の感性を大切にしつつ、より高い絵画表現の追求をめざす研鑽の場です。
多くの美術団体の中でも、春陽会には研究会があることが特徴で、研究生ひとりひとりについて会員が指導に当たり、作家を育成しています。
公募展に出品する作品についての指導の他、画材の研究などの基本的な勉強会も開催しています。
入会は自由で、初心者も歓迎していますので、ふるって参加して下さい。見学も歓迎しています。
研究会・勉強会への参加申し込みは、次のいずれかの方法で、いつでも受け付けています。
中部春陽2018年展会場研究会
作品批評会の様子
銀筆実技研修の様子
メタルポイントは、金属線(銀・銅・真鍮・アルミ等)の先端を尖らせて使用する描画材であり、その中でも銀筆(シルバーポイント)は16世紀の終わりにヨーロッパで鉛筆が普及するまではレオナルド・ダ・ビンチ、ファンアイクをはじめデューラー、レンブラント等多くの画家によってスケッチやデッサンに使われ、広く親しまれたものです。
現在では、鉛筆とは一味違った風合いをもった古くて新しい素材として注目されtいます。
使用方法は、鉛筆と同じように紙や板に直接描くのですが、昔は羊皮紙などのザラついた支持体を加工して用いられていたようですが、現代の紙は表面が滑らで銀筆が上滑りしてしまいますので、プレパレーション(下塗り)を施す必要があります。(杉浦尚史)
日時:2016年7月31日(日) 13:00〜16:00
場所:名古屋市東生涯学習センター
春陽会中部研究会では、実技研修として技術と感性を磨くことを念頭に、クロッキー会を実施しております。今回も40名ほどの参加がありました。
はじめは静的なポーズにはじまり、段々に短時間での動的なポーズへと移行して行きます。
二人のモデルによる組ポーズでは、刻々と変化する二人の人体の組み合わせの面白さをを捉えつつ、一心にクロッキーをする様子が感じられました。
クロッキー終了後には、研究生と講師との話し合いが行われ、それぞれの立場からの意見交換ができました。 (中部研究会記)
日時:2018.10.14(日) 10:00〜16:00
場所:東生涯学習センター
講師:春陽会会員 杉浦尚史氏
春陽会は創立当時から日本人の感性による油彩画表現をめざしてきました。油絵具は作家の様々な個性を引き出す魅力ある特性を持っていますが、乾きが遅く扱いが厄介な素材でもあり、予期しない表情が現われて自由に使いこなすのは容易ではありません。
西洋では油彩画技法が誕生して600年を経てきました。その変遷を辿ることによって、研究生各自が制作の足場を確認する機会になればと思います。
第1回定例批評会は1時間という限られた時間のため、ルネッサンス期と印象派以降の近代絵画に絞って、代表的な作品を映像で紹介し時代背景とその表現を追ってみました。 (杉浦尚史)
春陽展搬入が1ヶ月後となる3月初旬に、出品する予定の作品について最終的な批評・助言を行う研究会を開催しました。
2017年に初めて開催して好評でしたので引き続き毎年開催しています。
展覧会会場を想定した広い会場に作品を並べた「展示形式による会場批評会」で、いろいろな作品の中で自分の絵がどのように見えるかをチェックできたことで、総合的な視点での研究会になりました。講師を務めた中部の会員の皆さんに対して、個別に納得できるまで疑問をぶつけたりアドバイスを受けて、参加した研究生と聴講生達は、今までの研究会とはまた違った新鮮な感覚で熱心に指導を受けられた事で、有意義な直前研究会となりました。
研究生の作品
研究会展の会場批評会における研究生と講師のみなさん
研究生29名が出品した研究会展で、2016年2月6日午後、会場批評会を開催しました。
講師として、東直樹理事、平井誠一理事、長田昇氏、山本秀樹氏、加藤ヒロ子氏、長谷川光一氏、長沼巧研究会主任そして、研究会スタッフの浅野由紀子氏、長田文実香氏、本荘鎭夫氏、渡辺洋子氏が参加して、全出品作品について会場批評会を行いました。
受賞歴のあるベテラン作家と若い作家達が相互に刺激しあって、研究会の「更に確かな表現を目指して」のテーマ通りに意欲的に取り組んできた成果を問う展覧会となりました。国立新美術館での春陽展を直前にした時期でもあって、出品予定の大作を並べ、熱気に溢れた充実した会場批評会になりました。個々の作家の感性を大切にしつつ春陽会の精神性を学び、これまで仕上げてきた自らの作品と改めて真摯に向き合う機会となりました。
フレスコ画やテンペラ画といった油彩以前の古典技法が見直されていますが、特にテンペラ画はその柔らかな絵肌と色の深みから興味を持たれる人が多くなっています。今回の絵具勉強会はこのテンペラ画を取り上げました。
テンペラ画は、独特の支持体作りから絵具の調整と描画まで含め、本来なら半年ほどの時間が掛かかります。これを1日の講習会で行う事はできないので、午前中に講義と講師による支持体制作の見学、午後に絵具の調整と描画の実習としました。
40名が参加し、卵黄と顔料などを使った絵具の調整と描画の実習などに熱心に取り組み、楽しく珍しい体験をすることができました。テンペラ画は、絵を勉強する者として一度は実際に触れておきたい画材だと実感した次第です。
会期:2016年2月2日(火)〜2月7日(日) 10:00ー17:00
会場:東桜会館ギャラリー
平成27年9月6日(月) 9:30〜16:00 会場:東生涯学習センター
講師: クサカベ絵具技術開発部課長 小川美菜子氏